がん専門相談員のためのがんサロンの設立と運営のヒント集
『がん専門相談員のためのがんサロンの設立と運営のヒント集』で朝倉先生が執筆を担当しています。担当しているのは、第Ⅰ部第2章と第Ⅲ部Q1~4,6,19です。
第Ⅰ部第2章<がんサロンの意義・方向性>では、がんサロンに対するがんサバイバー(がんを体験した人)のニーズやがんサロンの意義について述べられています。がんサバイバーは身体的苦痛だけでなく、精神心理面・社会面・生活面においても多くの不安や悩みを抱える可能性があり、 彼らの生活に密着した問題に対する社会的サポート、ネガティブな感情を吐き出せる場所の提供、がんサバイバー同士による体験の共有がニーズとして挙げられています。 がんサバイバーと医療者にとってがんサロンがどういう場所であり、日本社会にとってどういう意味を持つのかが論じられています。
第Ⅲ部はがんサロンに関するQ&Aになっています。がんサロンの意義や役割の考え方(一部)、がんサロンの有効性や効果、行政とがんサロンの関わりについて説明されています。
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『がん専門相談員のためのがんサロンの設立と運営のヒント集』
編集・発行:厚生労働科学研究費補助金「相談支援センターの機能の強化・充実と地域における相談支援センターのあり方に関する研究」班