岩井宙さんの帰国報告会開催!
JICA海外協力隊としてラオスに派遣されていた岩井宙さん(修士課程1年)が,2年間の任期を終え今年1月に帰国しました.
岩井さんの2年間の総括や国際協力に対する熱い思いを,報告していただきました.
左:教員養成校ではラオス人同僚とともに授業をしました 右:小学校での歯みがき活動をサポート
岩井さんは2018年1月から2020年1月まで,ラオス南部チャンパーサック県のパクセー教員養成校で活動されていました.
健康,社会発展,生態系のバランスを考える新しい教科「エコヘルス教育」の普及活動を行う協力隊,通称エコヘルス隊員です.
東京学芸大学とJICAの提携による大学連携派遣として3人目の派遣であり,パクセー教員養成校における初代エコヘルス隊員でした.
ラオスのことを知らない参加者にも,クイズを通してわかりやすく紹介してくれました!
報告会では,岩井さんがラオス人と共に悩み試行錯誤しながら,エコヘルス教育を推進してきた様子が伝わってきました.
“国際協力とは何なのか?” “途上国と先進国の境は何なのか?”
本記事執筆者も元協力隊員ですが,岩井さんの報告を聞いて自分の国際協力観を揺さぶられました.
報告会で話し足りなかったことは,場所を移して引き続き盛り上がりました.2年間お疲れさまでした!
岩井さんは,ラオスで出会った研究テーマで修士論文に取り組む予定です.
修士論文の完成が楽しみですね!